先月誕生したわがこの出産記の続きです。商品レビューも旅のおススメスポットも一切ありません。わがことの暮らしを心に刻むために書く日記。こんな記事でもよければさらっと読んでいただければ嬉しいです。
新しい元号が「令和」と発表された数日後のことです。
陣痛を「パワーチャージ」と命名する
前回のお話はコチラ。
6:30から8:30までのことはとても長く感じました。とっても定期的にやってくる陣痛。
出産を怖いと思っている私は、この「陣痛」という響きが嫌でした。だって痛そうだから(笑)
でも、陣痛がないとお腹の赤ちゃんは外に出てくることができません。陣痛の際の子宮の収縮が赤ちゃんを外へ押しやる力になるからなんですね。
ということで、私はこの陣痛という現象を「パワーチャージ」と名付けることにしました。
AM8:30、階段を降り車に乗っていざ病院へ
いよいよ病院へ向かいます。このときの陣痛改めパワーチャージの間隔は5分弱。わがやはリビングが2階なので、階段で下へ降りなければいけません。チャージ現象が終わったと同時に、行くぞ!とバタバタ降ります。そして一瞬で車に乗り込みます。
乗り込んだ車は、母が運転するエブリィの助手席。乗り込んだその瞬間にやってくる次のパワーチャージ!間に合ってよかった・・・。車の中での格好を踏ん張り重視にするか、休憩重視にするかで悩みましたが、なんかすっごく変な格好になっていたことは覚えています(笑)
あと、母の気が動転していて?音楽をゆったりとしたものに変えようとしているのですが、かかってくる歌は、母世代が聴きそうにないラップ。「音楽は気にしないので出発してください」とお願いし、病院へ向かいました。
ちょうど桜が満開を迎える頃。外は気持ちのいい青空。だが私は桜も青空も見る余裕はなく、定期的なチャージとひたすら向き合います。
AM9:30、入院決定!おにくも病院に到着
病院に着いて診察室へ。診察中に破水したのでそのまま入院決定!出産を迎えることになりました。
分娩待機室へ。ベッドに横たわると助産師さんに言われたのが「赤ちゃんの向きが横になっているので、向きを戻すために反対の横方向に寝そべってください」でした。
その後、助産師さんによる骨盤矯正?を受けると、いびつだったお腹の形が真ん丸になってビックリ!
気になる仕事だけ終わらせたおにくが、遅れて病院に到着しました。仕事というか、営業車のスタッドレスタイヤを夏タイヤに履き替える日だったそうで、家から車を会社に返却するだけだったそうです。分娩待機室ではパソコンでパチパチとお仕事をしていました。
何も出来なくても近くにいてくれるだけで、心は落ち着くんだなぁと思いました。
そうこうしているうちに、昼食の時間になりました。入院が決定すると分娩中でもその次の食事から提供されるんですね。ということで、私も約2分間隔くらいの時に昼食が出てきました。残念ながら食べられたのはリンゴだけ。残りはおにくに食べてもらいました。無理だけど食べたかったなぁ(笑)その後も口に入れると吐きそうな気がしたので飲み物も食べ物も我慢でした。
PM1:00、促進剤でハイパワーチャージ
あっという間というか、長く感じるというか、よくわからない感じで時間は流れていき、午後になりました。時折助産師さんと先生が様子を見に来てくれます。
どうやら本来より陣痛の強さが弱いらしく、このままだと出産が長引いてしまうそうで、陣痛促進剤を勧められました。
陣痛=パワーチャージを促進させる、陣痛促進剤=ハイパワーチャージ!
えー、このチャージがますます強くなるの!?私の身体大丈夫かしら?と思いながらも、お腹のわがこも早くこの状況から解放されたいだろうと思い←というか私が解放されたかったんですけど。導入をお願いしました。
小刻みにやってくるパワーチャージ。テレビとかで見ていた、痛みで叫んだりする分娩とはこの感じなのかーと思いながら、「痛い」と言うと気持ちがネガティブになってしまいそうだったので、生まれたての小鹿のように震えながら、ひたすらソフロロジーの呼吸法で痛みを逃していました。そう、一言もしゃべらずただ息を吐くだけ。
次回は分娩室へ向かうところから
またまた長くなりそうなので、続きは別の記事にしたいと思います。
ソフロロジーという言葉が出てきたのですが、これは以前の記事にちょっと載せています。世の中によく聞く「ラマーズ」という呼吸法「ひっひっふー」と異なり、ひたすら息を細く長く吐く呼吸法のことを言います。
ソフロロジーに関して簡単につづった記事がコチラ。
機会があればソフロロジーの心得?のようなことを記事にしたいですね。
それではまた次回の記事でよろしくお願いします!