先日、わがや流の新車購入交渉術についてご紹介しました。
考察が長くなってしまったので、今回はその交渉術の詳細をご紹介したいと思います。
果たしてうまくいくのでしょうか?
まずは車を購入するために過去に考えた記事がコチラ。
わがやが考えた交渉プランを実践!
初めて車を見に行くときの雰囲気
事前のプラン
わがやは3月納車希望。安い時期に契約をしたいので「車にちょっと興味あるけど、買わなくてもいいかな~」くらいの雰囲気でお店に立ち寄る事にしました。
「買う気はある」と思わせつつ「軽い気持ちで」を印象づけようという計画でした。
実践結果
これは実は過去の記事で紹介しています。
多分冷やかしと思われたでしょうね(笑)でも最後私たちの年齢を知ってからの担当さんの熱の入り具合が変わったので、成功だったのかどうか?
2回目の商談から本格交渉スタートのはずが
事前のプラン
交渉時期は1回目の翌週~翌々週くらい。
このときのテーマは「買うけど、納車はいつでもいいよ~」くらいの軽さを保つこと。やっぱり安くなる決算期の3月くらいに契約をしたいという思いからです。
本格的な交渉になると必ず出てくる話題は下記4つ。この話題を踏まえながら、より正確な金額を算出してもらう事になります。
- 予算はすごく低い額を伝える(値引きの相場が分からないと理由をつける)
- 値引き要素を増やすため、オプション装備は多くつける
- 車の下取りについてはディーラーさんの額をあてにしない
- 支払いは現金(プラスクレジット一括)で話をする
上記4つについて話をしたあと、切り札を用意するために一旦話を持ち帰って3回目の交渉に臨む!という作戦でした。
実践結果
1.予算について
やはり質問されました。私たちが望むグレードは結構高めでしたので、諸経費含めて300万円弱。私たちが答えた予算は「下取りを考えずに200万円以内」でした。
担当さんはうぅ~ん!と唸ってました(笑)この「下取りを考えずに」がどこまで聞こえていたか、あるいは聞こえないことにされたかは不明です。
2.オプション装備について
オプションといっても、製造の時にしかつけられない「メーカーオプション」と、後からでも付け足すことが出来る「ディーラーオプション」があります。特にメーカーオプションは妥協せず、ディーラーオプションはいざとなったらひっこめる、という形でつけてもらいました。
3.車の下取りについて
さっきも書いたんですけど「下取りを考えずに」が聞こえていなかったのか(笑)ばっちり下取り含めた形での金額で考えられていました。まぁでもこの段階ではほかの業者への買取を考えていることは伏せておきました。
4.支払いについて
これは最初にズバリと言いました。「一括で支払います」←おぉカッコいい!どう考えてもわがやにとって自動車ローン(残価設定型も含む)がプラスにならないと思ったので、一生懸命やりくりしてお金を捻出することにしました。
おっとここで予想外の展開が
私たちが予想していなかったのが「3月納車にするための納期」についてです。
フリードとフリードプラスの売り上げ比率が8:2くらいだそうで、フリードプラスを生産するにはそれなりに期間がかかってしまうそうです。その納期に間に合わせようと思ったら、担当さん曰く「今でギリギリアウトかも」くらいだそうで。
今って言うのが1月の3連休初日。この3日間で3月納車の契約が全国的にドカドカ決まるらしいのです。なんだと~!?
まだ2回目だけど切り札を出して値引き交渉(閉店時間過ぎた延長戦)
持って帰って検討する暇は無い!←こんな言い方じゃないけど。そんなことを言われてしまいました。
その代わり、「ここでは話せないから奥で・・・」と席を案内され、かなり突っ込んだ値引き額と思われる額を提示されました。具体的に何が引かれたかは言ってはいけないそうなんですが、高価なオプションや諸費用、あとは下取り金額を上乗せとかそういった形で値引かれました。ここまでで14万円OFF。
でも本当にこれでいいのか、持ち帰りたかったんですが・・・。ここは担当さんを信じてみることにして、値引き交渉の延長戦です。
事前のプラン
- ライバル車を検討していることを伝える
- 下取りではなく買取業者を検討していることを伝える
- 営業さんの希望までに契約する
- 忍法無言の術を使う(これは4回目の交渉の最終兵器だったやつ)
実践結果
1.ライバル車の名前を出してみた
(ライバル車の検討についてはコチラ)
これは効果があったのかなぁ。トヨタの担当さんにはとてもお世話になっていて、ライバル車の金額もかなり魅力的な金額で・・・とお伝えしたところ、「そこはホンダを信じてください。私で出来る事は精一杯させていただきます!」という言葉が返ってきました。
2.車の買取一括査定をしていることを告白した
(車の買取一括査定についてはコチラ)
それに対しては「あぁ!そうなんですか。いくらになりましたか?」と訊かれたので、下取り価格より20万円高いことをお伝えしました。すると「だったらそちらで売った方がいいですね!残念ながら下取り金額上乗せした分は他では引けないのですが、それでもそちらの方がお得です」と言われました。
3.営業さんの希望までに契約する
・・・これは置いておいて。
4.忍法無言の術を使ってみた
一通り交渉を終えて、どうか私を信じてください!と担当さんに熱く言われたわがや。
おにくもぱつこも気持ちはほぼ固まっていたのですが、2人で最後に忍法無言の術。(ワザとじゃなくて自然と無言になってしまっていたのですが)
すると、担当さんが立ち上がりました!
「分かりました!もう一声、店長に掛け合ってきます!!」と言い、席を外しました。
そしてしばらくたって帰ってきて「もうありとあらゆる手を使ってこの額です」と更に3万円OFF。トータルで17万円OFF。
おぉ!忍法無言の術の効果があったぞ!
ということで・・・
3.営業さんの希望までに契約する
これ以上はきっと無いだろうな。そして私たちはこのフリードプラスが欲しい!
ということで、わがやは納得をして契約をしたのでした。
そして値引き後のオプションはキャンセルすると勿体ない
契約後、ディーラーオプションのうちのいくつかをキャンセルしようと思って担当さんに言ってみました。
すると返ってきたのが「値引き対象の内容をキャンセルしても金額が丸々なくなるわけではないので、キャンセルしない方がいいです」とのこと。要するに、値引き要素を見積金額とは実際に違う裏の方で色々細工をしているそうです。
このあたりの仕組みは分かりませんが、キャンセルしない方がお得ならばそれに乗っかっておこうと信じることにしたわがやでした。
結局大事なのは担当さんとの信頼関係を創ること
これに尽きると思います。
車は購入して終わりではなく、メンテナンスも含め長いお付き合いになると思うので、気持ちがいいお付き合いができるように、ゴネゴネしすぎず、でも分からない事は気軽に質問できる関係作りが今後重要になってくるのだな、と思いました。
自動車保険についてや、車に対する裏技などもお得な事を沢山教えてもらいました。ここで紹介しきれないものもありますが、購入交渉術の実践結果として少しでも参考になったなら幸いです。
以上、新車を安く購入する交渉術を実践してみた、でした!!